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人事のブレーン社会保険労務士レポート第167号
経営者の知らない人材不足解消法

この度自費出版を含めて三冊目となる本を出版いたしました。 幻冬舎より「経営者の知らない人材不足解消法」という題名で出版いたしました。

社会保険労務士試験に合格し20年。

合格した20年前は、残業手当をしっかりと払っている企業が少なく、企業も、そして社会保険労務士も労働者さえも「残業は払えない」ということを「やむを得ないこと」としておりました。

これでは社会保険労務士としてプロになれないと考え、「残業手当を支払う為にはどの様に取り組めばいいのか」を考えてきました。

なぜ税金が払えて残業代が払えないのか。税務署が怖くて、労働基準監督署が怖くないから。

この単純なイメージにより、税金を払うためにその原資を予算化しているのに、 残業手当は予算化していない。
この単純なことを発見して「残業の予算化をすれば解決する」ということで「定額残業」により残業を予算化することで残業手当を支払うことが出来る。
残業を予算化することで基本給が低くなるが、残業手当を変動値とすると閑散期に労働者の賃金が低くなってしまう。
繁忙期も閑散期も労働者の賃金が安定したものになるように、そして経営者も支払いたい上限の金額を支払えるようにという労使共にメリットのなる定額残業手当の導入に取り組んできました。

定額残業手当は労働者にとって不利な制度であるという誤った認識を払拭するために努力をしてきました。
それが5年前に出版した「社長!残業手当の悩みはこれで解決!」にまとめた内容です。
今でも陳腐化していない内容であると自負しています。

その後、定額残業制度や労働時間管理制度の導入をお手伝いし、また研究していくうちに「法律の知識だけでは経営者の方の悩みは解決できない」という結論に至りました。

法律の知識だけではなく、問題社員ではなく、「普通の社員」との向き合い方 に悩んでいる経営者が多いということに気づきました。

普通の社員とどの様に向き合うことで離職率を下げられるのか。
社員の能力を引き出せるのか。

これを私の20年の経験からまとめたものが今回の本です。
薄っぺらい内容にしたくはないので、一生懸命書かせて頂きました。

私の経営者としての失敗談も入れてあります。

是非皆様ご覧ください。

経営者の知らない人材不足解消法(幻冬舎)↓
https://www.amazon.co.jp/経営者が知らない-人材不足解消法-経営者新書-山本-法史/

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