KNOWLEDGE OF PERSONNEL AND LABOR

人事・労務の知識

同一価値労働同一賃金の原則とは

「同一価値労働同一賃金の原則」という言葉を、皆さまも一度は耳にされたことがあるかと思います。
これは、同じ責任や役割の仕事をしている労働者は「同じ賃金を支払いましょう」という原則です。
当たり前のことのように思われるかもしれませんが、これまでの日本の雇用慣行を振り返ると、決して当たり前ではありませんでした。
かつての日本では、たとえば正社員とパート社員を比べた場合、正社員には目に見えない責任が多くあるとされ、その「見えない責任」に対する対価として、賃金や福利厚生を手厚くするという考え方が一般的でした。

一方で、同じ業務内容であっても、パート社員にはそうした見えない責任がないという理由から、賃金が低く設定されるということが、いわば慣行として行われてきたのです。

しかし、こうした「見えない責任」があるということについては、きちんと客観的に説明できなければなりません。

もし合理的に説明ができないのであれば、同一価値労働同一賃金の原則にもとづき、同じ賃金、同じ福利厚生の内容を適用していかなければならない、というのがこのルールです。
このルールの詳細については、この後の2本の記事で詳しくご説明していきますので、今回は同一価値労働同一賃金の原則の概要についてお話しさせていただきました。

この後の記事も是非ご覧ください。

文責 特定社会保険労務士 山本法史

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