離職率を下げる為の取り組み
「社員を辞めさせないためには、どうしたらよいのでしょうか」というご質問は、常に多くいただいております。
過去にも繰り返しお話しさせていただいてきました。
社内でのトラブルを調査したり、社員の方からお話を伺ったりする機会は非常に多いのですが、そうした中で総じて言えることは、「人それぞれに、それぞれの言い分がある」ということです。
「こうだ」と決めつけたり、「こうしろ」と一方的に指示するだけではなく、「なぜそのような対応をしたのか」という理由に、たとえ一見すると言い訳のように聞こえたとしても、しっかりと耳を傾けてあげること。
これが、定着率の向上において非常に大切な要素だと、心から感じています。
「本来はこうすべきだ」ということは、ベテランの職員であれば理解できることかもしれません。
しかし、それはあくまでベテランだからこそ判断できることであって、入社してまだ間もない、経験の浅い方には、そうした判断が難しいのは当然のことです。
だからこそ、しっかりと本人と向き合い、丁寧に接することが大切です。
たとえ話を聞いた時点で「これは違うな」と感じたとしても、最後まできちんと話を聞いてあげる。
それが結果として定着率の向上につながりますし、ひいては会社全体の雰囲気を良くすることにもつながっていきます。
ぜひ、こうした点を意識しながら、社員との向き合い方に取り組んでいただければと思います。
文責 特定社会保険労務士 山本法史

