離職率が高い会社の社長へ―まず「決裁のスピード」を見直してください―
離職率の改善に悩む経営者の方に、ぜひ実践していただきたいことが一つあります。
従業員が社長に最も望むこと―それは「決裁を早くしてほしい」という一点に集約されます。
社長の決裁や判断が遅いと、従業員の手元に仕事が滞り、業務処理が進まない状態が続きます。
これが大きなストレスになっていると感じている労働者は、実際に非常に多くいらっしゃいます。
経営者の方はさまざまな従業員への施策を考えるものですが、福利厚生の充実や職場環境の改善も大切である一方、最も根本的なことは「従業員の業務が滞らないようにすること」です。
迅速に決裁を行うこと、そして困っている従業員がいればすぐに相談に応じて具体的な助言を行うこと――このシンプルな取り組みが、従業員の働きやすさに直結します。
決裁スピードを上げることは、特別なコストを必要としません。
しかしその効果は大きく、離職率の改善に直接つながります。
ぜひ日常の業務の中で意識して取り組んでいただければと思います。
文責 特定社会保険労務士 山本法史

