大きな声はハラスメントになるのか
ハラスメントのご相談をうけ、事実確認を行う中で、「怒鳴られた」という訴えを受けることが少なくありません。
一方、怒鳴ったとされる側の話を聞くと、「怒鳴ったわけではなく、声が大きくなってしまっただけ」という説明が返ってくることが多いです。
これは、受け取り方の問題でもあります。
普段から大きな声を聞き慣れていない人にとっては、大きな声で話しかけられること自体が「怒鳴られている」と感じる原因になります。
そのように受け取られてしまう以上、結果としてハラスメントと判断されてもやむを得ない面があります。
注意や指導を行う際は、深呼吸をして冷静さを保ち、感情を交えず淡々とした態度で臨むことが大切です。
声の大きさは相手にしっかり聞こえる程度にとどめ、必要以上に声を張り上げないよう心がけましょう。
こうした意識を日頃から持つことで、ハラスメントと指摘されるリスクを大幅に低減することができます。
文責 特定社会保険労務士 山本法史

