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人事・労務の知識

労災隠しとは何か?よくある誤解を解説

労災隠しは犯罪です。しかし、「労災隠し」の定義について、よく誤解されていることがあります。

労災隠しの正しい定義
「労災保険を使わないこと=労災隠し」と思われがちですが、これは誤りです。
労災保険を使うかどうかは、労災隠しとは無関係です。
労災隠しとは、労災が発生した際に「死傷病報告書」を労働基準監督署に提出しないことを指します。

死傷病報告書の重要性
労働災害が発生した場合、事業主は死傷病報告書を労働基準監督署に提出する義務があります。
労働基準監督官はこの報告書をもとに調査を行い、会社への指導が必要かどうかを判断します。
場合によっては、労働安全衛生法などの違反として送検される可能性もあります。

まとめ
|行為 |労災隠しに該当するか |
|————|————|
|死傷病報告書を提出しない|**該当する(犯罪)**|
|労災保険を使わない |該当しない(別問題) |

労災隠しの判断基準はあくまで死傷病報告書の提出の有無である点を、ぜひご認識ください。​​​​​​​​​​​​​​​​

文責 特定社会保険労務士 山本法史

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