運送業の2024年問題とは?知っておきたい規制のポイント
運送業界では、2024年問題として注目されている労働時間に関する規制の変化がありました。
今回は、その内容をわかりやすく解説します。
これまでの規制
これまで運送業では、主に2つの規制によって労働時間が管理されていました。
1つ目は、タイムカードを押してから次にタイムカードを押すまでの「拘束時間」という考え方です。
2つ目は、4時間運転したら30分以上の休憩を取ること、そして仕事が終わってから次の仕事が始まるまでに一定の「休息時間」を確保することです。
2024年問題で何が変わったのか
2024年問題の核心は、これらの既存の規制に加えて、残業時間の上限規制が新たに適用されたことです。
具体的には、「36協定(特別条項付き)」を締結している場合でも、年間の残業時間は960時間以内に収めなければなりません。
これまで残業時間の上限が設けられていなかった運送業において、大きな制度変更となっています。
現場への影響と対応のポイント
新たな残業規制は一見複雑に感じられるかもしれませんが、拘束時間と休息時間のルールをしっかりと遵守できていれば、残業時間の管理も自ずとクリアできるケースがほとんどです。
まずは従来のルールを正しく運用することが、2024年問題への対応の第一歩となります。
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文責 特定社会保険労務士 山本法史

