労働基準法の大規模改正に関する報道について
40年ぶりに労働基準法が大改正されますという報道がなされているんですけれども現時点では議論の段階で何も決まってません。
議論されている内容は、例えば勤務間のインターバル。
これは仕事が終わって次の勤務が始まるまでの間11時間は開けましょうというルール。
連続勤務は何日にしましょうって言うようなルールの議論がなされているんですが、この内容で法案にするのか、いつからどのような形で始まるかというのは全く未定です。
ですから現時点でそういったことが決まったと言う事はありません。
令和7年12月時点の話なんですが、今後審議会で色々と議論を整理して法案ができて、そして国会で審議されて可決に至る。これが今後の流れになります。
労働法は働く方にとって良い法律と、企業にとって良い法律っていうのは違いますから、このバランスをうまくとっていくってのが大事な作業になります。
審議会や国会の審議の過程で大きく変わる可能性があります。
ですからまだ何も決まってません。
決まり次第、皆さんにお知らせします。
現時点ではまだ何も決まってない。
それだけが正しい情報だと言うことをご理解いただいと思います。
文責 特定社会保険労務士 山本法史

