労働基準法の大改正概要が明らかになってきました
今年度中に法案を成立させ、令和9年度より順次施行していく方向の労働基準法の大改正の概要が見えてきました。
現時点でほぼ確実とされる改正のポイントは以下の3点です。
①勤務間インターバルの規制
勤務終了から次の勤務開始までの間に、一定の休息時間を確保することが義務づけられる見込みです。
夜勤と日勤を組み合わせた勤務体制を運用している医療・介護業界においては、勤務間インターバルが短くなりやすい実態があるため、特に大きな影響が生じる可能性があります。
インターバル規制が設けられることで、始業時刻によっては法律上、所定の時刻に出勤できないケースも生まれ得ます。
②法定休日の具体的な曜日指定
現行法では週に1日の休日が確保されていれば法定休日を取得したものとして扱われていますが、改正後は「日曜日」や「水曜日」など、法定休日の曜日を具体的に指定することが求められる方向です。
③14日以上の連続勤務の禁止
14日以上にわたる連続勤務が法律上禁止される予定です。
長期連続勤務が生じやすい業種においては、シフト管理の見直しが必要となります。
今後さらに詳細が明らかになるにつれ、追加の改正内容も出てくることが予想されます。
引き続きニュースや法案の動向に注目していただくとともに、noteでも随時情報をお伝えしてまいります。
文責 特定社会保険労務士 山本法史

