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人事・労務の知識

結婚式の準備に慶弔休暇は使える?定義を見直すことの大切さ

1.はじめに
結論からお伝えすると、慶弔休暇は法律で付与が義務付けられているものではありません。
そのため、取得できる目的や条件は会社ごとに定められています。

2.会社のルールを確認しましょう
「結婚式の準備に慶弔休暇を使えるかどうか」は、自社の就業規則や慶弔休暇規程を確認することが第一歩です。
多くの会社では、「どのような目的であれば慶弔休暇を取得できるか」をある程度定めています。
結婚式の準備のような慶弔に直接関係しない用途については、慶弔休暇ではなく年次有給休暇を使用するよう案内しているケースも多いでしょう。

3.会社側も、曖昧なままにしておかないことが重要です
「なんとなく、これまでの慣習で運用してきた」という会社も少なくないかもしれません。
しかし、働き方に対する意識が変化している現代においては、「どういった場合に慶弔休暇を取得できるか」を明確にしておくことが、会社・従業員双方にとって重要です。

曖昧なルールのままでは、従業員が判断に迷ったり、運用上の不公平感が生じたりする原因にもなりかねません。

4.慶弔休暇の定義を、一度見直してみてください
これを機に、自社の慶弔休暇規程を改めて確認・整備されることをおすすめします。
「どのような事由に限り取得できるか」を明文化しておくことは、組織としての信頼にもつながります。

働き方の意識が変わりつつある今だからこそ、慣習に頼るのではなく、明確なルールづくりに取り組んでみてはいかがでしょうか。

文責 特定社会保険労務士 山本法史

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