KNOWLEDGE OF PERSONNEL AND LABOR

人事・労務の知識

休むことも仕事です ― 仕事の質を高める休養の考え方―

「休むことも仕事である」という考え方は、とても大切だと感じています。
これまでさまざまな本を読んできましたが、自分の中で最もしっくりきた一冊が『仕事の質を高める休養力』という本です。

この本の良い点は、「疲れたまま何となく休んでも、疲労は十分に回復しない」という点を、非常に分かりやすく説明しているところにあります。
単に横になる、何もせずに過ごすだけでは、かえって疲れが残ってしまうことがあるのです。

では、「疲れを出す」とはどういうことかというと、たとえ少し疲れていても、軽い運動をすることが勧められています。
それは散歩でも良いですし、掃除や片付けといった日常的な動きでも構わないと書かれています。
一度体を動かして疲れを外に出し、その後でゆっくり休むことが、効果的な休養につながるという考え方です。

ぜひ皆さんにも、ちょっとした散歩や片付けなどを日常に取り入れてから休む、ということを意識していただければと思います。
また、この本を通じて「デジタル・デトックス」の重要性も強く感じました。

私自身、これまでは新聞も電子版で読んでいましたが、家にいる時間は電子媒体ではなく、紙の新聞や書籍を読むようにしようと考えるようになりました。
情報から少し距離を置くことで、脳と心をしっかり休ませることができると感じたからです。

ぜひこの本を手に取っていただき、脳と体をしっかり休めながら、今日も明日も充実した一日をお過ごしください。

文責 特定社会保険労務士 山本法史

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