KNOWLEDGE OF PERSONNEL AND LABOR

人事・労務の知識

人手不足時代における経営とDX活用の重要性

日経新聞において、「人手不足が奪った16兆円」という趣旨の記事が掲載されていました。

この記事によると、人手不足によって日本全体で年間16兆円もの付加価値が失われており、その金額は静岡県1県分のGDPに相当するとのことです。
改めてこの数字を見ると、その影響の大きさに驚かされます。

私たち経営者にとっても、人手不足は日々実感している大きな課題です。
人材確保に努めながら経営を行っているものの、現実的には容易に解決できる問題ではありません。

そのような状況の中で重要になるのが、DX(デジタルトランスフォーメーション)やRPA、AIといったデジタル技術の活用です。
これまで人手で行ってきた単純作業を、いかにデジタルで代替・効率化していくかが求められています。
一方で、人間が担うべき重要な業務や判断については、引き続き人が責任をもって行うという役割分担が必要です。

つまり、デジタル技術を活用しながら仕事の組み立て方を見直し、人とAI・システムがそれぞれの強みを発揮できる体制を構築していくことが重要だと考えます。
この記事から得られる教訓は、まさにそこにあると言えるでしょう。

今後は、AIやDXといった技術を積極的に取り入れ、コンパクトでありながら生産性の高い企業を目指していくことが、これからの経営において不可欠であると考えます。

文責 特定社会保険労務士 山本法史

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